カタナ川
ストーンヒルの中心を刀で斬ったように
 ストーンヒルの街の中心を流れるカタナ川。まるでストーンヒルを日本刀でスパっと斬ったように中心を流れていることからこの名前が付けられた、かどうかは定かではない。まぁ、詳しくはスパイシィペディアあたりで調べていただきたい。
 このカタナ川には二つの橋がかかっており、北側を「メヌキ橋」、南側を「キッサキ橋」という。キッサキ橋近くには、海も近いこともあるのかテトラポットが敷き詰められているのだが、そこには一匹の黒猫が住み着いている。
 彼の名前はロック。頭からダンボールをかぶった、ちょっと変わったビジュアルのノラ猫だ。この界隈のノラたちの間では、クールな一匹狼(猫)で通っているが、かつては人間に育てられた時期もあったようだ。
 「オレは人間に媚びない生き方を選んだんだ。それがロックンロールってやつだ。」と、なぜかロックンロールを気取っているのだが、つまり彼は誰にも頼らず一人(一匹)で生きぬくことを選んだのだ。
 そんな孤独で誰にも頼らずに生きる彼の元へ、彼のアドバイスを頼って人生相談に来る犬や猫は少なくない。誰にも頼らずに生きる彼には、どこか悟りを開いたようなオーラがあるようだ。
 おおっと、なんだかクロ猫の話がメインになってしまったが、あなたももしこの川に立ち寄る機会があれば、ダンボールをかぶったクロ猫を探してみてはいかがだろう。だが、決してエサは与えないように。
キッサキ橋近くのテトラポット地帯。
▲キッサキ橋近くのテトラポット地帯。
「箱男」ではなくクロ猫のロック。
▲「箱男」ではなくクロ猫のロック。